よくある質問
・「障がい者手帳」 ・「補装具」 ・「補装具の種類」 ・「栄養食・嚥下食」
「障がい者手帳」について
Q1.障がい者手帳は、どのような場合に交付されるのですか。
後遺症が残っていて、医師が症状固定と判断した場合には、障がい者手帳の申請・交付が可能です。障がい者手帳には、①身体障がい者手帳と②精神障がい者手帳があります。
①身体障がい者手帳
視覚、聴覚・平衡機能、音声・言語・そしゃく機能、肢体、心臓、腎臓、肝臓、呼吸器、ぼうこう・直腸、小腸、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障がいのある人
②精神障がい者手帳
精神疾患(知的障がいを除く)のある人のうち、精神障がいのため長期にわたり日常生活または社会生活への制約がある人 (認知症、遂行機能障害,注意障害など )
Q2.障がい者手帳を申請したい時は、どこへ相談すればいいですか。
かかりつけ医、ケアマネージャー、自治体の障がい福祉窓口等へ相談してください。
Q3.障がい者手帳を申請する場合、必要なものはありますか。
障がい者手帳の申請には、以下のものが必要です。申請の詳細は、各自治体の担当窓口にお問い合わせください。
①身体障がい者手帳
- 障がい者手帳交付・再交付申請書
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/attachment/198458.doc - 指定医師の診断書 (所定様式有り)
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/shogaifukushi/244511.html#ishimeibo - 写真2枚 (たて4cm×よこ3cm)
- 申請書を提出する方の本人確認書類
- 個人番号(マイナンバー)及び本人確認書類
※身体障がい者手帳の交付申請は、都道府県知事、指定都市市長又は中核市市長が指定する医師の診断書・意見書が必要です。
<福山市身体障がい者福祉法指定医師名簿>
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/shogaifukushi/244511.html#ishimeibo
<県所管指定医師名簿>
身体障がい者福祉法第15条第1項に規定する医師の指定等について | 広島県 (hiroshima.lg.jp)
※診断書・意見書の作成には、身体計測や動作・活動についての確認が必要です。事前に医療機関へお問い合わせください。
②精神障がい者手帳
- 障がい者手帳申請書
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/attachment/214196.pdf - 医師の診断書兼意見書(所定様式有り)
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/attachment/214204.pdf
または障がい年金の年金証書の写し(精神疾患を給付事由とする障がい年金に限る) - 写真1枚 (たて4cm×よこ3cm)
- 個人番号(マイナンバー)
→手帳の交付を受ける方の「通知カード」または「個人番号カード」
Q4.障がい者手帳で受けることの出来るサービスを教えて下さい。
以下のようなサービスを受けることが出来ますが、障がいの等級や自治体により受けることの出来るサービスが異なる場合があります。詳しくは、各自治体の障がい福祉窓口でご確認下さい。
<サービスの例>
- 公共料金や公共交通機関運賃の割引
- 医療費の割引・助成
- 所得税・住民税の割引(障がい者控除)
- 補装具(補聴器や車椅子等)の交付や修理にかかる費用の助成
- 障がい福祉サービス(相談、通所サービス、居宅介護、短期入所等)
「補装具について」
Q1.作成した装具の修理がしたいときはどこに相談すればよいのか?
入院中に作成された義肢装具会社へ連絡して下さい。
Q2.作製した装具を作り直したいときはどこに相談すればよいのか?
医療保険で作成する場合と身体障がい者手帳(障がい者総合支援法)で作成する場合があります。
●医療保険で作成する場合
医療保険適応に関しては装具の種類により耐用年数が設定してあるため下記の医師またはリハビリスタッフへ相談してください。
1)かかりつけ医へ相談
2)装具作成した病院へ相談
●身体障がい者手帳をお持ちの方
身体障がい者手帳をお持ちの方は医療保険で作成した装具の耐用年数以内であっても作製することが可能な場合があります。下記の医師またはリハビリスタッフ、市役所へ相談してください。
1)かかりつけ医へ相談
2)装具作製した病院へ相談
3)市役所の障がい福祉課へ相談
以下、補足資料(装具作成の流れについて:佐々木製作所ホームページより引用)
・更生用装具の作製、耐用年数⇒告示
福祉用具 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/yogu/index.html
補装具の種類
【長下肢装具】
膝と足の動きをコントロールし、立った状態の安定・免荷・変形の予防、矯正などの治療を目的とした装具です。大腿部から足底までの構造になっています。
おもに重度麻痺者の立位練習と歩行練習などの治療目的で装着されます。
多くの膝継手と足継手があり、患者様の状態に合わせて選択します。
【短下肢装具】
足の動きをコントロールし、立った状態の安定・免荷・変形の予防、矯正などの治療を目的とした装具です。下腿部から足底までの構造になっています。
おもに中等度~軽度麻痺者の立位練習と歩行練習などの治療目的で装着されます。
多くの足継手があり、患者様の状態に合わせて選択します。
【膝サポーター】
膝を固定することによって膝関節の働きをサポートする装具です。膝を固定することで膝の動きを助け、過度な動きを抑制し、痛みの緩和や負担の軽減を図る効果があります。
おもに変形性膝関節症等の患者様を対象に立位・歩行時の膝関節の痛みを緩和する目的で使用します。
【アームスリング】
首からアームスリングをかけてその中に腕を入れて肩関節を保護する装具です。
上肢の運動麻痺者は、麻痺側の肩が脱臼しやすい状態になっています。アームスリングで腕を支えて固定することで、脱臼を予防し、痛みを和らげる目的で使用します。
栄養食・嚥下食について
病状や栄養状況により、食事の内容・形態は多種多様に対応されています。その内容について、詳しいサイトを紹介します。
使う | 栄養指導Navi (healthy-food-navi.jp)