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お知らせ

イベント報告

第43回備後地域連携を考える会を開催いたしました。

令和3年2月3日大田記念病院4階会議室にて第43回備後地域連携を考える会を実施いたしました。

今回もコロナウィルス感染症対策として、ご自身の施設で講演される演者の藤本先生と別会場にいる大田理事長をリモートでつなぎ、会場参加者とWEB視聴参加者、両方での講演会開催となりました。

 

NPO法人備後脳卒中ネットワーク理事長 大田泰正より藤本先生をご紹介し、開催のあいさつをいたしました。

【特別講演】特別講演は自治医科大学 内科学講座 神経内科学部門 主任教授  藤本 茂 先生より、『「脳卒中診療と地域連携」―対策基本法と5ヵ年計画を踏まえて― 』について、ご講演いただきました。

<講演要旨>

  • 寝たきり、要介護、死亡率のリスクが高い脳卒中は心原性脳梗塞、脳出血、くも膜下出血があげられる。
  • 脳卒中・循環器病対策基本法が施行され、各都道府県で協議会が立ち上がろうとしており、学会主導の第一次5か年計画がスタートする。最終目標は健康寿命の延伸であるので、重症化しやすい脳卒中対策、特に高血圧対策を有効性をもって行うことが重要。対策基本法では地域医療連携の整備があり、脳卒中の医療と福祉の連携におけるキーワードは
    • 脳卒中地域連携パス、疾患管理プログラムによる情報共有、IT化によるデータ管理
    • 救急医療システム、遠隔医療
    • 多職種連携
    • 地域包括ケアシステム・介護保険制度の充実
    • 脳卒中相談窓口
  • コロナにより以前よりT-PA開始時間が長くなっている。地域では搬送システムを考え、時間を短縮することが大事である。

共催の第一三共株式会社様のご協力により、リモート講演会をスムーズに開催することができました。

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